二代目の愛用品 その15

彩果園

2011年02月06日 18:00

みなさんこんばんは、二代目です。

気が付けば15回目の二代目愛用品。


今回はアメリカのシューズブランドとして有名なオールデン。

オールデンといえばコードバン(タンニンなめしを施した馬の尻の皮)。

コードバンの魅力は、履きこんでいくことで独特のシワが出来ることと

濡れたような光沢、艶、輝きでしょう。



「男子たる者、本物を手にせねばならぬ!」ということで

成人式の時に初めて買った一足。

何度か雨にも濡らしてしまい、シミも目立ちますが思い出深い一足です。


この一足を手に入れて、オールデンの魅力に心奪われた私は

年に一度、脇目もふらず一心不乱で駆け抜けてきた

自分へのご褒美で購入しておりました。



チャッカとウイングチップ

うむ、いい表情だ。



エレガントでダンディズム、それでいてドレッシー。

携帯のカメラでは艶が分かりにくい。



スウェードやカーフもあります。

5年ぐらい前に、二代目バブルがはじけてからは

全然買えなくなりましたので、それはもう大事にしています。


たとえ家族でもドントタッチ。

でも、正直履く機会があまりないんですよね。

仕事では履けない、休みもほとんどないし

酔ったら適当な性格になるから飲みには履いて行けない、worry。


「履かないなら安く売ってくれ!」とよく言われますが、

「息子達が成人した時にプレゼントするから。」と断っています。


大量生産、大量消費、使い捨ての風潮が主流の昨今、

この靴を何年も大事に履き、丁寧に手入れし、

息子達の代まで引き継ぐ精神こそが大事ではなかろうかと

講釈を垂れたところで誰も聞いちゃいないという具合です。