二代目の愛用品 その15
みなさんこんばんは、二代目です。
気が付けば15回目の二代目愛用品。
今回はアメリカのシューズブランドとして有名なオールデン。
オールデンといえばコードバン(タンニンなめしを施した馬の尻の皮)。
コードバンの魅力は、履きこんでいくことで独特のシワが出来ることと
濡れたような光沢、艶、輝きでしょう。
「男子たる者、本物を手にせねばならぬ!」ということで
成人式の時に初めて買った一足。
何度か雨にも濡らしてしまい、シミも目立ちますが思い出深い一足です。
この一足を手に入れて、オールデンの魅力に心奪われた私は
年に一度、脇目もふらず一心不乱で駆け抜けてきた
自分へのご褒美で購入しておりました。
チャッカとウイングチップ
うむ、いい表情だ。
エレガントでダンディズム、それでいてドレッシー。
携帯のカメラでは艶が分かりにくい。
スウェードやカーフもあります。
5年ぐらい前に、二代目バブルがはじけてからは
全然買えなくなりましたので、それはもう大事にしています。
たとえ家族でもドントタッチ。
でも、正直履く機会があまりないんですよね。
仕事では履けない、休みもほとんどないし
酔ったら適当な性格になるから飲みには履いて行けない、worry。
「履かないなら安く売ってくれ!」とよく言われますが、
「息子達が成人した時にプレゼントするから。」と断っています。
大量生産、大量消費、使い捨ての風潮が主流の昨今、
この靴を何年も大事に履き、丁寧に手入れし、
息子達の代まで引き継ぐ精神こそが大事ではなかろうかと
講釈を垂れたところで誰も聞いちゃいないという具合です。