朝起きたら手首が腱鞘炎、二代目です。
今夜は包装資材の「フルーツキャップ」のお話です。
最近私の中で空前のフルーツキャップブームが起こっていまして、
その魅力を「キャップの力」と題してご紹介します。
ピスタチオを剥く手を休めてお聞きください。
彩果園では果物の大きさによって使い分けできるように
7~17cm(キウイ~メロン)サイズのキャップを揃えています。
サイズだけでなく、カラフルに5色もご用意(オレンジ新発売)
他にもシングルとダブルがありまして
こちらがシングルで
こちらがダブルとなります。
当然ダブルの方がボリュームがあり、衝撃性に優れています。
シングルよりも経費がかかりますが、折角の綺麗な果物が配達中に
傷ついては意味がありませんので、当店はダブルがメインです。
※ハンバーガーも必ずダブルを注文しています。
このキャップを使用することで、果物を保護する役割もありますが
より美しく、より美味しそうに見せる効果もあります。
では実際にリンゴで試してみます。
オーソドックスなホワイト。一番果物本来の色が映えます。
イエローは果肉がやわらかくて栄養がありそう。
オレンジはジューシーで如何にも甘そうに見えます。
ピンクにすると、食べたら明るく元気になりそうなイメージ。
グリーンは少し酸味があるようにも見えます。
このように同じリンゴでも随分と印象が変わるのです。
他にもキャップには果物を販売する上で大事な役割があります。
こちらに並べた2つの果物は、同じ品種のようにも見えますが
左が紅八朔で右が甘夏です。この2種類は同じ時期に入荷して
同じ柑橘コーナーで販売しますので、お客様も間違えやすい。
そこで色違いのキャップを餃子の皮を包むようにやんわりと付けると
お客様にも分かりやすくなり、私達も一瞬で判断できます。
2種類がお隣同士で混ざってしまっても間違えることがなくなります。
こちらのドラゴンフルーツは果肉が赤と白があり
外観から果肉の色を判断するのが難しいのですが、
白いキャップが白果肉、赤いキャップが赤果肉と区別しています。
最後に、このキャップを使用する上での一番の醍醐味が
「果物の詰め合わせ」です。
キャップなしの詰め合わせ。
こちらの詰め合わせで2500円ぐらいです。彩果園は安い。
しかし、どんなに果物が大きくて綺麗でも少し寂しい印象。
全てにキャップを付けたらどうですか何ですかこの変わり様。
2500円が倍の5000円ぐらいに見えます。これをプレゼントしたら
色とりどりの果物と~嬉しそうな横顔、が想像できます。
他にもキャップの伸び率、キャップを素早く綺麗に付けるコツ
キャップの将来、キャップに助けられたエピソードなどなど
まだたくさんご紹介したいのですが、それはまた別の機会で。
「たかがキャップ、されどキャップ」
一番大事なのはもちろん果物の味や見た目ですが
たかがキャップに命を掛けた男がいたことを忘れないでください。
手首を痛めたらサポーターにもなりますよ。