三日分の日記 その11

彩果園

2011年07月15日 18:00

みなさんこんばんは、二代目です。

今夜は三日分の日記です。


【7月10日】

いつも私ばかりが飲みに行って、美味しいものを食べているのが何だか悪いなと思って

家族で外食へ行くことにした。小さい子どもが三人もいる我が家では

外食と言えば回転寿司と相場は決まっている。

よく行く日本人メジャーリーガーのような名前のお寿司屋さんに到着すると、



店内はパンパン、店外も長蛇の列だった。おそらく1時間以上は待たねばなるまい。

「ネタは回転しているけど、お客は回転していないね。」と妻も上手いことを言いやがる。

いくらなんでもそんなに待てないぞと、この店は諦めて車を走らせる。すると目と鼻の先に

新しくできた回転寿司屋さんを発見。駐車場を見ると、ポツポツと空きがあったので

迷わずピットイン。店内に入ると待ち時間はゼロだと言う。この時、新聞の占いで双子座が

1位だったのをふいに思い出し、「双子座の俺に感謝しろよ!」と言ったまでは良かったけど

肝心のお寿司が絶望的に美味しくなかった。一皿100円の回転寿司に文句を言うのも

申し訳ないが、イチローのような名前の店よりも明らかに鮮度が悪かった。



寿司屋なのに、うどん2杯と唐揚げを腹いっぱい食べて帰った。


【7月12日】

昼食中、委託販売をしている野菜の種を見てたら、田舎で自給自足の生活もいいなと思った。

しかし間違いなく今より不便になると思うし、簡単に実行できることではないだろうが

自然に囲まれ、健康的でのんびりとした暮らしに初めて憧れた。

ただ種を見ただけで。


他にも、これからはオーガニックな食事やシャンプーなど、体と地球にいいものを

取り入れていくことも大切だな。と真面目に考えてみたけれど、この時残念ながら

左手には艶やかに光るデリヤキバーガー、右手にはポテトを5、6本鷲掴みしていた。

こりゃ私には無理だなと。


【7月14日】

腹痛で幼稚園を休んだ次男が、午後からは持ち直して店に遊びに来ていた。

パソコンで仕事をしている私の真後ろでブォーンブォーンとうるさい。



どうやらDSのマリオカートで遊んでいるようだ。

マリオがカーブを曲がる度に、次男の体も左右に傾いていたのが面白くて暫く見ていた。

なんだかんだで我が子ってのは可愛いものですなあ。と親バカぶりを発揮したけれど、

大きくなるにつれて、ダルビッシュとブタゴリラを足して味噌で煮込んで、そこから

せっかく足したダルビッシュをわざわざ引いたような顔と言われたことのある

私に似たら将来大変だなと心配した。実にお気の毒。