奈落の底からカムバック

彩果園

2012年01月28日 18:44

みなさんこんばんは、二代目です。

申し訳ございません、二回連続で私の日記です。

明日はちゃんと誰かが果物の記事を書きますよー!


1月25日

朝の5時半。まだ布団の中で寝ていたかったが、市場主催のゴルフコンペに参加する為、

腹筋にムチを打って釣れ立てのサバみたいに飛び起き、熊本空港カントリーへと出発。

到着後、30分ぐらいアプローチやパターをぺチぺチ練習して、極寒の中8時にスタート。


前半は最悪のスコア(いつも最悪)だった。飯だ!飯食って忘れようとレストランへ。

私はチキン南蛮定食を親の敵食いした。肉を食べないと不安になっちゃうのね。


後半は雪が降り始め、寒すぎて体が縮こまってしまう。あれ?痩せた?と驚かれるぐらい。

結局この日は見せ場無しで終了し、仕事があるから表彰式には参加せずに帰宅した。


帰り道にふと思った。

そもそも今まで10年以上ゴルフをしているが、一度でも見せ場なんてあっただろうか?

勢いだけで駆け抜けた10代、つまずきながらも耐えて走った20代、完全に失速し始めた30代。

その都度私は打ちひしがれ、それでもまた新たな希望を胸にこの広いゴルフ場を駆け抜けてきた。

だけど何だかもうゴルフに疲れてきた。もうゴルフなんか好かん。


ところが…である。

この日は、そんなモヤモヤな気持ちを一発で逆転する出来事が起こった。

夜、私に一本の電話が入る。一緒にラウンドしたG君からだ。

G君:「豊ちゃん(私のこと)聞いた?豊ちゃんの賞品、32型のテレビらしいよ!!」


これには死ぬほど驚いて電話越しに発狂しそうになったが、まあ待て、と。落ち着け、と。

私は高揚した気持ちを悟られぬように、こういう具合で話した。

私:「あら本当?運がいいねー。わざわざありがとう。」

気さくで、小粋だった。


私は、電話を切るや否や嬉しさのあまり、ウォーっとなぜか家の前を走りだした。

遅刻、盗塁、オカマから逃げる、ウ○コが漏れそう、など今まで様々な理由で走ってきたが

これほど気持ちがいい走りは人生でも数えるほどだった。


翌朝、賞品のテレビを受け取りに市場の事務所に行くと「さすが!」「いいなあ!」とか

「俺の野菜セットと交換して!」「太りすぎじゃない?」などと皆さんに褒められ、

ボディーにブローをくれる方もいて久々にチヤホヤされて嬉しかった。

でも私の順位の前後の(賞品イチゴ)の人には申し訳ない気持ちにもなった。

二人にはマックシェイクくらいなら奢ってあげてもいい。


いやあ、ゴルフって本当に大好き!今年も頑張るゾ☆(ゝω・)vキャピ