極撰バナナに見とれてたら

彩果園

2012年02月29日 18:00

みなさんこんばんは、二代目です。

そういえば私は旅行やら飲みやらゴルフの話ばかりで、果物の記事を何カ月も書いていなかったので、

今日はバナナの話をしようと思う。



極撰(ごくせん)バナナ 1袋 250円

久しぶりに店頭で販売するようになったこの極撰バナナ。

Dole社が100種類以上のバナナの品種から、糖度・サイズ・香りなどを基準に選定を行い、

わずか1~2%しか合格しないというエリート中のエリートバナナである。

食べてみると、もちもちとした食感と強い甘み、香りも素晴らしい。

なんでも東京マラソン2012専用バナナとして配られて、ランナー達にも大好評だったそうだ。

東京はなんと贅沢なところなんだ。格差社会に腹が立つぜ。



ちなみに今までの当店最強バナナは、こちらのスウィーティオバナナ1袋198円。

こちらも食感・甘みが最高で、帝王・スウィーティオの時代は長年続いていた。

しかしこの二種類を並べて販売してみると、62円も高額な極撰バナナの方がよく売れる。

皆さんの感激の声、リピーター率から見ても、お客様満足度ナンバーワンになってしまった。


おい待て、完熟王バナナはどうした?バナージュこそ至高!本物は台湾バナナだろうが!

バナナ通の方からこんな声が聞こえてきそうだが、これらとはハッキリ言って「モノが違う」。


またあんた大げさに言いすぎだろ?と思うかもしれない。法律で「大げさに言う者は死刑である」

こう定められていたら、私は今までに50回は人生の幕を下ろしているであろう。

でもこれだけは…この極撰バナナだけは信じて欲しい。この例えはちょっと大げさだけど。


極撰バナナがいくら美味しいと言っても、食べ頃を間違っては美味しさ半減だからご注意。



このようにシュガースポットと呼ばれる80年代のタモリのサングラスのような

薄茶色の斑点がポツポツと出てきたらOK。食べ頃だ。

もし美味しくなかったら、あなたの食べ頃判断ミスだ。私のせいではない。



「極撰」なんと熱いメッセージだろうか。赤と黒地に金の配色がまた豪華!

きっとこのラベルには、開発スタッフの「美味しいバナナを食べて頂きたい」という願い、

何度も挫折したが、分からず屋の上司を説得し、甘えた新入社員のケツを叩いて仲間との絆ができ

ライバルとの駆け引きにも負けず、髪の毛の禿げあがり具合や老後の心配、嫁姑問題などなど

そんな努力と苦悩の日々が詰まっているのだろうと考えたら、とても感慨深い気持ちになって

このラベルと暫く見つめあってしまって、見つめあうと素直におしゃべりできなくて、

それはそれは結構な時間が流れていて、今度は「この感動をブログで伝えよう!」と書き出したら

さらに二時間半も掛かってしまって、気がついたら一日が終わっていたというのが今日のハイライト。

誰か私に言って欲しい…。

仕事しろって。