デコポンのお話+α

彩果園

2008年03月13日 02:03

今や全国的に高級柑橘として有名なデコポンですが、品種名は「不知火〔しらぬい〕」。
「デコポン」は登録商標で、不知火のうち一定の基準〔糖度13度以上、クエン酸1.0%以下〕をクリアしたものだけが、その名を使用できます。全国統一糖酸品基準を持つ、日本で唯一の果物なのです。

「デコポン」という名は、後の首相で当時の細川護煕〔もりひろ〕熊本県知事が命名

デコポンは清見とポンカンを交配して育成され、果皮はむき易く、じょうのう〔中の小袋〕も薄く袋のまま食べられます

初出荷された3/1は「デコポンの日」

 



デコポンと同じで清見とポンカンの交配でできた
「はるみ」

 
デコポンとは、交配するポンカンの種類が違うだけなので、デコポンに極めて近い味です
みかん通が納得する美味しさなのです
デコポンよりも1ヶ月早く食べごろとなり、糖度が高く、ポンカンの香りが楽しめます

「清見」

 
清見は、温州みかん〔宮川早生〕とオレンジ〔トロビタオレンジ〕の交配で、たっぷりの果汁はみかん、香りはオレンジという贅沢な果実
ものすごくジューシーで、とても爽やかな甘さです

「ポンカン」

 

ポンカンは、東洋のベストオレンジと呼ばれています
果肉は柔軟、果汁たっぷりで美味しい柑橘ナンバーワンです

「たんかん」

 

たんかんは、ポンカンとネーブルオレンジの自然交配種
酸味が少なく、香気があって風味良好です
デコポンの親になります。

つい先日、彩果園に「はるみ」が入荷した途端に売れていき、1日で完売していたのでビックリしました
試食された方が次々と買って行って下さったそうで、そんなに美味しいものかと「はるみ」についてフルーツアドバイザーである旦那さんに聞いてみました
「はるみ」について分かったし、すごく興味深い話が聞けたので、今日は色々とまとめて書いてみました

彩果園ホームページ                
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