果物を食べた後、種をまいたらどうなる?

彩果園

2008年04月19日 01:33

果物大好きなこうせんは、種まきにもハマリ、果物を食べた時に種があると「これ植えようよ~」と言ってきます

こうせんのためにもいつか挑戦してみたいとは思っていますが、食べた後の種をまくとどうなるのか気になり調べてみました

美味しい果物を食べた後、種をまきうまく育てれば、発芽し、花や実がなるそうです

ただ、果樹の場合、発芽したその年には実はなりません。桃栗三年柿八年とことわざにあるように果実を楽しむには少し時間がかかります

また、育てた木になった果実は、食べた果実と同じではなく、リンゴ「ふじ」が美味しかったからといって、その種をまいても「ふじ」にはなりません

食べている部分〔可食部〕の遺伝子は「ふじ」なのですが、種は「ふじ」の子どもとなります。そのため、「ふじ」からの遺伝子は半分で、残りの半分は花粉〔父親〕の遺伝子です。「ふじ」の子どもは「ふじ」に似ていますが、どこか少し違っています。そして、ごく稀に父親よりも優れたものが生まれます

こういうことが品種改良や新品種育成となるそうです

果物の品種育成には長い年月がかかります。ちなみに、「ふじ」として品種登録されるまでに、23年かかっているとのこと

こういったことを知ったうえで、美味しく食べた果物の種をまいて、誰ももっていない自分だけの品種を育てるのも楽しそうです

どんぐり

 
真ん中にどんぐりを植えていたのですが、芽が出てきました
周りには、一体何の種をまいたのか、覚えておりません私も、こうせんもすっかり忘れてしまいました


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