2011年09月08日

居酒屋で

みなさんこんばんは、二代目です。

火曜日の夜、私は熊本市中心の繁華街に行きました。熊本市の繁華街というと、

みなさんはアーケード街、城下町、そしてたくさんの飲食店を思い浮かべるのではないでしょうか。

今日はちょっとその辺、のぞいてみたいと思います。

「果物屋のブログでまた飲みの話?」まあそんな小さなことは言わず、静かに読んでください。


【9月6日】

いつもお世話になっている農家さん達と4人で飲み会。

7時半開始で7時40分に街に到着。余裕の四つんばいで遅刻である。

世界陸上で感動して、夜な夜な練習した競歩のフォームでプリプリと早歩き。

若干の無精ヒゲを風が揺らす。夜は少し涼しくなってきたようだ。


「今日は何が食べられるのだろう?焼き鳥かな?それとも焼き豚かな?」

思い思いの料理を夜空に向かって投げかける。空は高カロリーでいっぱいになった。


上を見ながら角を曲がったせいで、出会い頭に酔っ払いのおじさんとぶつかってしまった。

おじさんは頭にネクタイを巻き、顔に紅葉を散らした往年の酔っ払いスタイルだった。

私にぶつかった瞬間、ハッとした顔をして「君のおかげだ!ありがとう!」と言って去って行った。

あれは何だったのだろうか。ぶつかった衝撃で記憶でも取り戻したのだろうか。

それとも長年の酔っ払い人生で培った、トラブルを避ける独自のアプローチなのだろうか。

色々とあったが、やっと居酒屋に到着して生ビールで乾杯。

居酒屋で

「ぷはぁおう…!」若干の無精ヒゲをビールが濡らす。

いやいやいや秋のビールもこれまた美味いですな。果たしてビールの不味い季節はあるのかね?


今回のお店は昔ながらな感じで、仕事帰りのサラリーマンや仕事前のキャバ嬢で賑わっていて

耳をそばだてていると何やら、企業の裏話やキャバ嬢の危険なお話などなど

あまり穏やかではない内容が聞こえてきて、日常に潜む小さなタブーを体感できた。


我々は非常にストイックに健全に、今期のメロンのことや政治のこと、高校野球の美学などを

話していたと思う。誰が何と言おうとそんな話をしていたと思う。

居酒屋で

メニューの方は郷土料理からオーソドックスなものまで多彩で、どれもとても美味しかった。

驚いたことにここのマスターは、今回一緒に飲んだメロン農家Mさんの叔父さんらしくて

「ほらよ、これ食いな。」と資金不足に嘆く食いしん坊たちに一皿サービスしてくれた。

居酒屋で

「親戚が居酒屋経営」…これ私の中でかなり羨ましいことである。

マスター:「俺の名前をだせば、あそこのスナックのママはよく知ってるよ!」

突然マスターが、我々におすすめのスナックを極めてソフトに教えてくれた。何度か通って

もっとマスターと仲良くなれば、更に安くて長時間飲める極秘スナックを教えてくれるらしい。

「親戚が居酒屋&スナック案内所」…これ私の中で最強なのである。


うまい商売を考えたもんだ。時代に三馬身差ぐらいつけているのではないだろうか。

来週の飲み会もここにしよう。行かない理由が見つからない。

いやはや、人を狂わす罪な居酒屋である。

この後どうしたのかって?記憶が全くもってございませんので、この辺で失礼致します。




Posted by 彩果園 at 18:00│Comments(0)
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