2011年09月24日

息子へのプレゼント

みなさんこんばんは、二代目です。

今朝の日記です。

【9月24日】

市場で柿を仕入れたら組み立て式のお面が付いていた。

息子へのプレゼント

JA和歌山 柿のPRキャラクター かき音ちゃんのお面

ややや!これは子どもが喜ぶぞ!

俺ぁ子どもの喜ぶ顔を見るのが一番の幸せだからよー!みたいなノリで市場から帰宅。

※私は、毎朝市場の帰りに一度家に帰って朝ごはんを食べている。


リビングには長男と次男がいて、真剣な顔してカードゲームで遊んでいた。

私:「おい、プレゼントがあるぞー!ポケモンゲットしている場合じゃないぞー!」


二人は振り向いて一度お面を見たが、特に興味を示さずまたカードゲームで遊びだした。

文句あんの…かな?少しは喜びなさい。それが思いやりですぞ。



こんな体操まであるぐらい和歌山では人気なのだ。熊本のくまモンみたいなものだろう。

私は諦めずに「ほら柿のお面だぞ!ほらっ!ほらあっ!」と何度も見せつけた。

お面を一心不乱に被り狂う私に、かつての「硬派な高校球児」の姿はなかった。


長男:「嫌だ。なにそれ、嫌だ。」 なに二回言ってんだよ。

次男:「えー、いらなーい。」 被りもせずにこの・・・!

二人とも大変ドライなセリフをギフトしてくれて、何一つ幸せな気分になれなくてビックリした。

そりゃそうだよな、もうこいつらも大きくなったんだ。彼らとはそれを最後に音信が途絶えた。

息子へのプレゼント

残念だったな、かき音。我が家に君は必要ないそうだ。

可哀想なかき音…。私には彼女が別れを惜しむセンチメンタル美人のように見えた。


私:「さあて、ぽっくんは二階に行こっと…。」

田舎の祭りで開催されたカラオケ大会に無理矢理参加して、渾身のラップを披露して

全くウケなかった高校生の後姿のように背中を丸め、頭に柿を乗っけたまま二階に上がると、

妻がパンッ!パーンッ!!とベランダで布団を叩き狂っていたので、「奥さん聞いてよ!」と

私はそこそこの哀愁漂う表情で、これまでのプロセスを事細かに説明した。

私:「プレゼントを嫌がられるダメージというものはだね、物理的なダメージは0だとしても

精神的ダメージが10なわけで…」と両手パーで「10」を作っていたら二歳の三男坊を発見!


コイツガ…マダ…イタジャナイカ!


そっと彼の頭にお面を乗せてみたら…


息子へのプレゼント


ありがてぇ!ありがてぇ!!






ありがてぇ!!!





Posted by 彩果園 at 18:00│Comments(0)
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